コラム

健康コラム – マインドフルネスで脳と心の疲れをとる〜マインドフルネス的お花の眺め方〜

2017.06.06
obi2_column   長島寿恵の健康コラム

マインドフルネスで脳と心の疲れをとる〜マインドフルネス的お花の眺め方〜

  新年度がスタートする4月は、新入社員が入社したり、移動があったりと、せわしない時期です。 いつもより、ストレスが溜まってしまうこともあることでしょう。   その時に今話題のマインドフルネス! 今月は、マインドフルネス的、お花の眺め方をお伝えします。   皆さんは今話題の、マインドフルネスをご存知でしょうか。 このマインドフルネスは、東洋の原始仏教に起源があると言われています。 宗教性は除かれ、東洋の思想や瞑想などに重きが置かれています。 よって東洋医学の考え方にも通じるところがあります。   マインドフルネスを次のように捉えることができます。   物事を良い悪いと判断したり評価するのではなく、大切なのは「いま・ここ」である。 うつになりやすい方も、過去や未来のことばかり気にします。 自分の内側のことに捉われてしまうと、そのことにより脳のエネルギーが消耗されてしまって、 脳が疲れてしまうのです。 私達の脳は、重さは全体からみるとたった2%なのに、 からだ全体の20%もエネルギーを消費すると言われています。 ですから、運動してもすっきりしない時、あなたの疲れは「脳の疲れ」から生じている可能性があります。   お花は、「いま・ここ」を一生懸命生きているお手本となります。 美しい桜の花も、人々の心を癒してくれますが、その花の命は一瞬のうちに終わってしまいます。 その期間、精一杯悔いのないように咲いています。 そして、この人は嫌だなあと花びらを閉じてしまうということなく、 どんな人が来ても同じように咲いています。   今年のお花見は、花のこころに近づくような気持ちで、花を眺めてみましょう。 そして、ゆっくりと花の香りも楽しんでみましょう。   通勤時の同じ時間でも、昨日と今日の花は、何か変化があるかもしれません。 立ち止まって、お花の「いま・ここ」を感じてみることも脳の疲れを取ることに繋がることでしょう。     obi2_column ●プロフィール/長島寿恵(ながしま・ひさえ) 青森県八戸市生まれ。東京薬科大学卒業。薬剤師、健康運動指導士、睡眠健康指導士上級、西東京糖尿病療養指導士、健康・食育マスター(財団法人日本余暇文化振興会認定)、日本メンタルヘルス研究コース終了。多彩な資格をもったユニークな健康づくり専門家として、全国で運動や、食生活、心の在り方の改善を提唱する講演活動を行っている。趣味:武道、ピアノ ★オフィシャルサイト「ヒサエ・スタイル」 http://hisae-style.co.jp/ ★詳しくは、ヒサエ健康塾のホームページをご覧ください。http://hisaestyle.com     ◆2017年4月号の記事より◆
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