コラム

健康コラム – マインドフルネスで脳と心の疲れをとる 〜呼吸に意識を向ける〜

2017.08.04
obi2_column 長島寿恵の健康コラム

マインドフルネスで脳と心の疲れをとる 〜呼吸に意識を向ける〜

    パソコンで仕事をしている時、あっという間に時間が経ってしまって、休憩時間を取るのを忘れてしまったということはありませんか? 長時間同じ姿勢でいると、血流が悪くなり、目が充血したり、肩や背中が凝ってしまったりと、いろいろな不調が現れてしまいます。   「身心一如」と言われるように、そのような体の凝りは、心の凝りにも繋がってしまいます。 また、パソコンなど一つの作業に集中し続けていると、脳の一部が酷使されて脳も疲れてしまいます。疲れが蓄積しないように、1時間に10分とか、30分に1回というように仕事に合わせて時間を決めて、意識して休憩をとるようにしましょう。   その時、呼吸に意識を向けたマインドフルネスがお勧めです。たった、2~3分から始めることができます。   パソコンから目を離して、そっと目を閉じてみましょう。 顎が出てしまっていたり、猫背になっていたりパソコン姿勢になっていませんか?   上に引っ張られるような感じで、気持ちよく背筋を伸ばしてみましょう。それから、呼吸に意識を向けます。   はじめに鼻からゆっくり吐いてみましょう(疲れもスーと抜けていくような感じです)。 自分のペースに合わせて、7秒~10秒くらいを目安に吐きます。   今度は鼻から気持ちよく、7秒くらいかけて、ゆっくり吸います(元気なエネルギーが体に注がれてくる。お腹が膨らんでくる。自由に自分の感覚に目を向けて、呼吸をします)。   その時、雑念が湧いてくるかもしれません(「さっき、あんなことを言われた」「本当にイライラする」などが思い浮かんで来たら、その思い浮かんできた雑念と一緒になってイライラするのではなく、「そうなんだね」と今はそういう状態なんだと自分を俯瞰するように眺めてみましょう)。   2~3分行っているだけで、体の余分な力が抜けて、穏やかな気持ちになってくることでしょう。   パソコンに長時間向うことで、目を酷使していただけではなく、呼吸が浅くなって、酸素や栄養が行き渡らなくなって、脳や心に疲れが蓄積しやすくなっていたのかもしれません。 そして、自然の豊かな所に行かなくても、仕事の休憩時間に目をつぶってイメージしてみましょう。   「緑がいっぱいで、爽やかな風が吹いていて、気持ちがリラックスしてくる。そこで私は呼吸をしている。体の隅々までフレッシュな空気が入ってきて、代わりに疲れや嫌だと思っていたことまで、流れ出ていく」   あなたが、そんな素敵な時間を過ごしていることは誰にもわかりません。 2、3分、役者になったつもりで、そんな自分になって呼吸をしてみましょう。   仕事をしながら、気分転換することが充分可能です。 もしかしたら、このような忙しい時代だからこそできる、仕事時間で気持ちを切り替える術かもしれません。   obi2_column ●プロフィール/長島寿恵(ながしま・ひさえ) 青森県八戸市生まれ。東京薬科大学卒業。薬剤師、健康運動指導士、睡眠健康指導士上級、西東京糖尿病療養指導士、健康・食育マスター(財団法人日本余暇文化振興会認定)、日本メンタルヘルス研究コース終了。多彩な資格をもったユニークな健康づくり専門家として、全国で運動や、食生活、心の在り方の改善を提唱する講演活動を行っている。趣味:武道、ピアノ ★オフィシャルサイト「ヒサエ・スタイル」 http://hisae-style.co.jp/ ★詳しくは、ヒサエ健康塾のホームページをご覧ください。http://hisaestyle.com     ◆2017年7月号の記事より◆
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