ミリタリーワークス 木村裕一

社長物語

元自衛官が挑む、セカンドキャリア支援と社会課題解決

深刻化する人手不足の解決策として、企業は多様な人材の活用に舵を切りつつある。中でも注目を集めているのが、規律正しく、体力や責任感に優れた元自衛隊員だ。 しかし、彼らは特殊な環境下で培ったスキルや経験を活かせる職場が少ないという現実も抱えている。 そこで、元自衛隊員である木村裕一氏は、彼らのセカンドキャリア支援と社会課題解決の両立を目指し、ミリタリーワークスを創業。100%電気自動車による運送事業を軸に、清掃業や飲食業、農業など、 多角的な事業展開で注目を集めている。

セイコーエプソン 小川恭範

社長物語

攻めのESG経営 2050年カーボンマイナスへの挑戦|セイコーエプソン株式会社 代表取締役社⻑ 小川恭範

2050年「カーボンマイナス」と「地下資源(原油、金属などの枯渇性資源)消費ゼロ」を目指すセイコーエプソン株式会社。 企業のありたい姿に「持続可能でこころ豊かな社会を実現する」を掲げ、2021年に長期ビジョン「Epson 25 Renewed」を策定し、「環境」「DX」「共創」により、企業成長と社会課題解決を目指す「攻めのESG(環境・社会・ガバナンス)経営」へのシフトを加速させた。 1942年に自然豊かな信州諏訪の地で創業して以来、「諏訪湖を汚してはならない」という原点を基軸とした高い環境意識と、「省・小・精」の高度なモノづくり技術で発展してきた同社のESG経営と新たな企業価値の創造へのチャレンジを代表取締役社⻑の小川恭範さんに伺った。

株式会社ALTA 上田厚作

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株式会社ALTA 上田厚作「株式資本主義と家族の幸せが矛盾する構造的な不幸を打破したい」

東京都、埼玉県、千葉県で30の認可保育所と小規模保育事業所を運営している株式会社ALTA(以下、ALTA)。8期目となる2024年現在、従業員数は300人を超え、年商約15億円(2023年)を達成している。 独自性を打ち出しにくい許認可事業でありながら、同社は「すべての子どもに満ち足りた時間を提供する」をコンセプトに掲げ、子どもや従業員の主体性を育み、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)を高める取り組みを展開している。 同社代表取締役の上田厚作社長に、事業経営者、そして保育の実践者としての想いを伺った。

防災通信工業 澤邊社長

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社員を「家族」と呼ぶ経営者の信念 無借金経営で挑む、防災設備業界の未来

千葉県柏市に本社を置く株式会社防災通信工業(社員数30名、年商2億3000万円:2024年7月期)は、工事と点検の両事業を展開。 双方を上手くリンクさせることで案件獲得の間口を広げ、顧客との長期的な関係を築いている。 それが、同社の大きな強みとなっている。業界の常識にとらわれず、社員を「家族」と呼ぶ澤邊康敬社長の信念、そしてその先に見据える未来とは。